(2) ローカル端末でWebアプリを実行する[Eclipse]
はじめに
前回作成したWEBページを、今回ローカルで実行させる開発環境を作成します。
事前準備
下記がインストールされた状態で作業を行ってください。
既にインストールされているものもあると思いますので必要なものだけインストールしてください。
開発環境の作成手順
- プロジェクトをEclipseにインポート
- エラーが出る場合の対応
- アプリケーションの起動/停止
1.プロジェクトをEclipseにインポート
Eclipseのプロジェクトファイル作成
- エクスプローラーで前回作成したWEBアプリケーションのフォルダに移動して、アドレスバーに「cmd」と入力
- BUILD SUCCESS と表示されたら成功
インポート画面表示
Eclipseのファイルメニューから「インポート」を選択
インポートの種類選択
「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択し次へ
ディレクトリ指定画面表示
プロジェクトがあるフォルダを選択するため「参照」を選択する
インポートするディレクトリ指定
作成したWEBアプリケーションのフォルダを選択し「OK」をクリック
プロジェクトのインポート実行
プロジェクトにWEBアプリケーションが追加されているのを確認し完了する
インポート完了
インポートは完了です
※ただし、エラーが出ているので次にその対応方法を記載します
2.エラーが出る場合の対応
エラーの内容を見るとアノテーションは1.5以上が必要だよ、とのことなのでコンパイラのバージョンを変更します
プロジェクトのプロパティ画面表示
プロジェクトを右クリックしてコンテキストメニューを開き、 「ビルド・パス」を選択する(「プロパティー」を選択してもOK)
Javaコンパイラの指定
「Javaコンパイラー」の設定画面を開いて、コンパイラーの準拠レベルを変更する(例では1.8を選択)
※ エラーが消えない時には
ビルドの再実行してもエラーが消えない場合は、「クリーン」を実施する
実行後
エラーが解消されているのが確認できます
3.アプリケーションの起動/停止
ようやく準備が整ったので、アプリケーションを実行します
アプリケーションの起動
起動は簡単です
パッケージ・エクスプローラーから「App.java」を右クリックしてコンテキストメニューを開き「Javaアプリケーション」を実行する
起動確認
起動されたことがコンソールで確認できます
(エラーがある場合はここに内容が表示されます)
ブラウザで確認
- URLに「http://localhost:8080/」を入力
- WEBページが表示されます
アプリケーションの停止
停止するときは、コンソールにある「停止ボタン」をクリックします
おわりに
ローカルに開発環境を作成することで、修正した内容を即座に確認できる環境が整ったので、次回からはWEBアプリケーションの中身について解説して行きます。