(5) DomaによるDBアクセスをローカルとHeroku上で動確
はじめに
前回までの内容でDomaを使ってDBのデータを抽出できるようになったので、今回は確認用のコードを作って実際にDBから値を抽出してみます
内容
- Controllerに確認用コードの追加
- ローカル環境で実行
- Herokuにデプロイ
- WEB上で実行
1. Controllerに確認用コードの追加
- AppController クラスを開きます
- 前回作成したServiceクラスをDIします
- todoの処理を追加します
【説明】
① サービスのgetTodoListメソッドでTodoテーブルのレコードを全件取得する
② 拡張For文で取得したレコード毎にIDと内容を標準出力(コンソール)に出力する
③ todo画面を表示する(ファイルは存在するがただの静的画面なので、以降の回で動的画面を作成)
追加するTodo処理
@RequestMapping("/todo") public String todo(){ List<TodoEntity> todoList = todoService.getTodoList(); for(TodoEntity e : todoList){ System.out.println(e.getId() + ":" + e.getMemo()); } return "todo"; }
2. ローカル環境で実行
- 実際に動作させてみます
- URL「http://localhost:8080/todo」をブラウザで表示するとTODOページが表示されます
- コンソールに以前に作成したTodoテーブルのレコードの値が出力されていれば成功
3. Herokuにデプロイ
今度は Heroku にデプロイしていきます
- まずはリモートにHerokuのGitを追加します
> git remote add heroku ~.git
- いつも通り add して commit します
> git add .
> git commit -m “コミット内容”
- pushしてデプロイします
> git push heroku master
- BUILD SUCCESS と表示されたいればデプロイ完了
4. WEB上で実行
- コンソールの内容を確認するのでログを監視
> heroku logs –tail
- TODOページをブラウザで表示
- ローカルで実行したときと同じように以前に作成したTodoテーブルのレコードの値が出力されていれば成功
おわりに
Domaを使用して実際にDBの値を抽出できたので、次回はTodo画面上に表示するように画面の実装を行います